香典返しについて

香典返しを送る時期


01_kawasakiseifu_56.jpg

通常、お香典返しは四十九日の法要以降に届くように贈ります。喪主が直接持参しご挨拶とともにお贈りするものですが、現在ではご挨拶状を添えて配送いただくことが一般的となっています。
お香典返しでは「お蔭様をもちまして、四十九日の法要を滞りなく相営み忌明けしました」というご挨拶でもあり、ご挨拶状を添えるのが一般的です。
尚、神式の場合は五十日祭の日以降にご挨拶状を添えて贈ります。


香典返しの相場

お香典返しの目安は一般的には半返しと言われており、実際には三分の一から半分ぐらいの金額の商品をご予算の目安としてお返しされる方が多いようです。しかしお香典には相互扶助の意味も込められており、亡くなられた方の立場によっては半返しではなく心ばかりのものであっても構いませんので、厳密な決まりがあるわけではありません。故人の好みや思い出にちなんだ品物など、ご遺族が心をこめてお選びになるのがよいでしょう。

香典返しの熨斗

 
一般的にお香典返しのかけ紙は、黒白結び切りの水引に「志」と表書きします。
関西地方を中心に七十七日忌後のお香典返しの表書きを中陰(四十九日間)が満ちたとして「満中陰志」とすることもあります。いずれも黄白の水引が多く使われます。

神式の場合、かけ紙は蓮の模様のない黒白または双銀結び切りにし、「偲び草」と表書きします。
関西では、黄白の水引を使う所もあります。

キリスト教式の場合、本来は仏式のようなお香典返しのしきたりはありません。もしお香典返しを行い場合には、カトリックは三十日目の追悼ミサ、プロテスタントは一ヶ月後の召天記念日の頃に、黒白または黄白結び切りのかけ紙、または無地短冊を使い故人を偲ぶような品物を贈ります。表書きは「志」「偲び草」となります。


イメージ

香典返しの挨拶状

お香典返しは「お蔭様を持ちまして、四十九日の法要を滞りなく相営み忌明けしました」というご挨拶でもありますので、お香典返しにはご挨拶状を付け送付するのが一般的です。
一般的には「お香典へのお礼」「四十九日法要のご報告」「故人との生前のお付き合いへのお礼・感謝」「香典返しを送る事のご報告」「略儀のお詫び」から成り立っています。
また、ご挨拶状では句読点や「ますます」などの繰り返す言葉を文中に使う事はマナー違反とされていますので注意が必要です。

香典返しの最適品

お香典返しの最適品では、おおまかに3種類に分けられます。
消えもの(残らないので縁起が良いとされる) 海苔、お茶、お菓子、お砂糖など     
実用品 タオル、石けん、洗剤など
それ以外 カタログギフトなど
寝具やタオルなどを主体に年々デザイン性も素敵な色柄が増えてきていますが、仏事だからといって色柄を気にすることはありません。相手様に喜んでいただけるような色柄を選んでいただくことが一番です。
また、近年は相手様に欲しい商品を選んでもらえる「選べるカタログギフト(フリーチョイス)」が人気となっています。お香典金額に応じてコースを選ぶことが出来るので、商品選びに迷った時には良いでしょう。

香典返しの避ける品物

不祝儀のお返しでは食べ物(消えもの)は残らないので縁起が良いとされていますが、食べ物の中でも不祝儀のお返しとしては避けるべきものがあります。「四つ足生臭もの」と言われる肉や魚などは宗教的な理由から避けられてきました。また、お酒も古来より神事のお祝いとして使われてきたのでお香典返しでは避けられます。