公営霊園について(2019年4月更新)

【お断り】以下の記事は株式会社終活ねっと様が運営する、終活サービスの比較サイト「終活ねっと」より引用しております。その旨ご了承いただき、ご一読のほどよろしくお願い申し上げます。

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 公営霊園の基礎知識

地方自治体が運営している霊園のことを公営霊園といいます。公営霊園の特徴や他の墓地との違いなど、皆さんは公営霊園について詳しくご存じでしょうか?ここでは公営霊園の特徴や、他の墓地との違いについて詳しくご説明いたします。公営霊園に申し込みする前によく理解しておきましょう。

 公営霊園の特徴

始めに公営霊園の特徴について解説します。
1)永続性が保証されている
2)費用が安い
3)宗派の制限がない
4)応募資格がある
上記4つの特徴について解説していきます。

1)永続性が保証されている

公営霊園は地方自治体が管理・運営しているので、管理体制や運営が安定しています。お墓を建てるにあたってとても重要な永続性が保証されています。せっかくお墓を建てたのに、その墓地・霊園が無くなってしまったら意味がありません。永続性が保証されている公営霊園は安心感があり人気を集めています。

2)費用が安い

公営霊園のもう一つの大きな特徴は、他の墓地・霊園に比べて永代供養料や管理料が安いことです。永代供養料や管理料、墓石代を合わせて寺院墓地の料金相場が約200万円なのに対し、公営霊園にお墓を建てた場合の料金相場は約100万円~約150万円となっています。都心から離れた場所になると、約50万円程度でお墓を建てられる霊園もあります。その都市や地域によって金額に差はありますが、他の墓地・霊園より安くお墓を建てられるのが公営霊園のメリットです。

3)宗派の制限がない

公営霊園には、基本的に宗教・宗派の制限はありません。仏教やキリスト教など様々な宗教のお墓が建てられています。公的機関は宗教に関与していないので、どの宗教でもお墓を建てることができます。僧侶などの手配までしてくれる霊園も多いですが、まれに宗派に制限がある霊園もあるので、申し込みの際に確認はするようにしてください。公営霊園には色々な宗教・宗派のお墓が建てられているので、墓石の形も様々なものがあります。

4)応募資格がある

その土地や地域によって違いはありますが、公営霊園にお墓を建てる際には応募資格があります。応募資格とされる事項は、申し込み者がその地域に一定期間継続して住んでいるか、一度も納骨していない遺骨を所有しているかなど様々です。競争率の高い公営墓地の審査が通ったとしても、条件を満たしていない場合は無効となってしまいますので、事前によく確認するようにしましょう。

 その他の墓地との違い

現在、墓地・霊園の種類は、公営墓地の他に民営霊園・寺院墓地の2種類があります。民営霊園と寺院墓地は、公営墓地とどういった点が違うのでしょうか。民営霊園と寺院墓地それぞれの特徴と、公営霊園との違いを簡単にご説明いたします。

1)民営霊園

民営霊園とは、宗教法人や公益法人などによる運営・管理がなされている霊園です。ほとんどの霊園では宗教・宗派に制限がなく、公営霊園では制限されていることの多い区画の広さや、墓石の大きさ、デザインなども自由に選ぶことができます。また霊園によって決められた石材店がないところも多いので、複数の石材店を比べ自分たちの納得のいく石材店を選ぶこともできます。お墓を生前購入することも可能なことが多く、送迎バスやその他施設のサービスが充実している霊園もあります。

2)寺院墓地

寺院墓地とは、お寺が運営・管理をしている墓地のことです。公営霊園との大きな違いとしては、寺院墓地には檀家制度があるということです。お寺にお墓を建てると同時にそのお寺の檀家となって、宗派・宗旨はそのお寺に従っていくことになります。檀家となるには檀家料が必要ですが、手厚く供養してもらうことができ、分からないことや相談したいことなど、困ったことなどは僧侶に相談することができます。注意しなければならないのは、そのお寺と自分たちとの考え方が違うとその後に大きく響いてきます。寺院墓地にお墓を建てる前に考え方が合うかどうか確認しておきましょう。

 公営霊園の申し込み方法

それでは公営霊園の申し込み方法はどうなっているのでしょうか。公営霊園は昔から利用者が多く人気があるため、区画に空きが出た際に募集されます。人気の公営霊園になると、一度応募が終了してしまったら約3年~約5年近く再応募をしない霊園もあります。人気の高い公営霊園の公募は見逃したくないですよね。ではスムーズに公営霊園に申し込みができるよう3つの点を詳しくご説明いたします。

1)情報の収集方法
2)申し込みに必要なもの
3)墓地の場所や広さを選べるのか
よくご確認いただき、今後公営霊園に申し込みする際の参考にしてください。

1)情報の収集方法

まずはどこで公募しているのかを確認する必要があります。先程もご説明しましたとおり公営霊園は人気が高く、区画に空きが出た際に公募されるため、日にちや期間などに決まりがありません。ただ毎年決まった時期に公募している霊園も多くあります。各自治体のホームページや窓口などで情報が公開されていますので、こまめに公募の情報を確認するようにしましょう。自治体の広報に公募の情報が記載されている場合もあります。公募の情報と一緒に申し込み期間なども合わせて確認し、きちんと申し込みが出来るようにしておきましょう。

2)申し込みに必要なもの

公営霊園の申し込みには、申込書以外必要なものはありません。申込書の配布日や場所などは、公募の情報を確認した際一緒に必ずチェックしておきましょう。またインターネットで申し込みが出来る場合もあるので、指定された日時に申込書を取りに行けないという方はホームページを確認してみましょう。

3)墓地の場所や広さを選べるのか

公営霊園の場合空いた区画にお墓を建てるので、ほとんどの霊園で場所や広さは選べません。公募情報には必ず、公募している場所や区画の広さが一緒に掲載されていますので、きちんと確認をしておきましょう。当選したけれど区画が思っていたより狭かった、当選した場所が日影だったということもありますので、公営霊園に申し込みする際にはその点をよく理解しておきましょう。

 <東京都営霊園>の申し込み方法

ここからは、人気の高い東京都の都営霊園の申し込み方法について具体的に確認していきましょう。地方の公営霊園だと比較的空きは見つけやすいですが、都心ともなるとなかなか難しいものです。東京の都営霊園について5つの点を詳しくご説明いたします。

1)募集の時期の目安
2)倍率について
3)申し込みの方法
4)申し込み後の流れ
5)申し込みの時に必要なもの

1)募集の時期の目安

都営霊園の場合、サイトや広報で毎年6月号に最初の募集が掲載されています。募集の時期を分かっていれば細かくチェックする必要もないので是非覚えておきましょう。

2)倍率について

人気の高い都営霊園の場合、応募をしても倍率が高く、なかなか当選しません。都心では倍率10倍を超えるということも多く、29年度で最も高い倍率ではなんと40倍を超えている霊園もあります。募集内訳が10だったとすると、応募数が400を超えているということになります。毎年申し込みをしていても、何年もの間当選しないということはよくあることですので、都営霊園にお墓を建てたいと考えている方は気長に応募し続けるしかないかもしれません。そんなに待てないという方は、民営霊園や寺院墓地の利用も考えましょう。

3)申し込みの方法

都営霊園の申し込み方法には2種類あります。一つ目は申込書を記入し、郵送する方法です。申込書の取得方法は、毎年公募が開始された時点で一緒に掲載されています。配布場所や配布時間を忘れずチェックしておきましょう。
またインターネットで申し込みすることも出来ます。都営霊園のサイトにアクセスするときちんと申し込みまで誘導してくれるので、自宅で簡単に申し込みすることができます。インターネットが苦手な人は申込書を記入し郵送、配布場所に行く時間がないという方はインターネットでの申し込みをしてください。

4)申し込み後の流れ

申し込みが完了した後は抽選結果を待ちます。抽選結果はサイトに掲載されますが、公開抽選会も行われています。当選が確認できた際には、戸籍謄本等の必要書類をそろえて提出、書類審査が行われて通ったら使用料と管理料の支払いをし、使用許可書が発行されます。使用許可書が発行されてから使用開始となります。当選をしてからすぐに使用できるというわけではないので注意しましょう。

5)申し込みの時に必要なもの

申し込み時に必要なものは特にありません。申込書の記入さえすれば申し込み完了です。しかし当選した方はその後書類審査で必要な書類がありますので、予め必要書類が用意できるか確認しておきましょう。

東京都内のお墓事情をもっと知りたいという方は、次の記事も参考になさってください!

 

都立霊園公式サイトを見る

 公営霊園の利用料の目安は?

公営霊園は、寺院墓地や民営霊園に比べて費用が安いことからも人気を集めています。先程ご説明しました通り、全国的な墓地の購入費用相場が約200万円なのに対して、公営霊園の場合約100万円~約150万円でお墓を建てることができます。

購入後の管理料でも、寺院墓地が年間約10,000円前後、民営霊園が約5,000円~約15,000円となっていますが、公営霊園は約4,000円~約10,000円が相場です。しかし公営霊園であっても、都心や人気の高い霊園の場合は費用が高くなりますので注意してください。

【表】利用料の目安  購入費用 年間管理料
 寺院墓地や民営霊園  約2,000,000円  約5,000円~15,000円前後
 公営霊園  約1,000,000円~1,500,000円  約4,000円~10,000円前後

 【まとめ】公営霊園の申し込みについて

・公営霊園とは、都道府県や市町村などの地方自治体が運営・管理している霊園のこと

・公営霊園は永続性が保証されていて費用が安く、宗派の制限はないが応募資格がある

・民営霊園は公営霊園では制限されていることの多い区画の広さや、墓石の大きさ、デザインなどを自由に選ぶことができる

・寺院墓地には檀家制度があり、そのお寺の檀家となり宗派・宗旨はそのお寺に従っていくことになる

・公営霊園は応募期間に決まりがないため、申し込みする際には各自治体のホームページや窓口などで公募の情報を確認する

・申し込みに必要な書類は「申込書」のみ

・公営霊園の場合空いた区画にお墓を建てるので、ほとんどの霊園で場所や広さは選べない

・東京の都営霊園の申し込み時期はサイトや広報で毎年6月号に最初の募集が掲載されている

・東京の都営霊園の倍率は40倍を超えている霊園もありとても高い

・申し込み方法は申込書を郵送する方法と、インターネットでの申し込みの二通りがある

・サイトや公開抽選会で当選が確認できた際には必要書類をそろえて提出、書類審査が行われて通り次第使用料と管理料のお支払いをし、使用許可書が発行され使用開始となる

・公営霊園の場合お墓を建てるのに約100万円~約150万円が費用相場となっていて、寺院墓地や民営霊園よりも安い

・購入後の管理料も公営霊園は約4,000円~約10,000円が相場となっている

上記のことをご説明いたしました。

公営霊園は条件を満たしていれば誰でも申し込みできますが、高倍率となる可能性が高いので抽選に落ちたとしてもやはり根気よく応募し続けるしかないでしょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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