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■盆提灯
お盆の間、家庭の仏壇の脇や軒に、秋草の模様の岐阜提灯を飾るのですが、これは新仏、新盆の家では、色彩を
つかわず白い提灯とし、新盆灯籠を飾ります。そして十六日の夕方家の前で麻軒を焚き、ご先祖の霊を送ります。
精霊棚の飾り物や、供物を白木の盆に入れ、灯籠に灯を入れて川に流して魂送りをし、精霊が冥土に帰るのを見
送って、お盆の祭りを終わることになります。
■精霊棚
ご先祖を迎えるには、仏壇をきれいにし、先祖の霊を迎えるための場所、つまり精霊棚を準備し、ご馳走を供えます。
1.机の上に真菰で編んだゴザを敷きます。
2.お仏壇から、位牌、香炉、燭台、花立て、鈴(りん)を移します。
3.迎えだんご(新粉だんご)を十三個、お皿に盛って供えます。
4.ナス、キュウリを、さいの目に切り、洗い米を混ぜた「ミズノコ」と蓮の葉に水を入れた「閼迦水」を供えます。
5.ナスとキュウリで、馬と牛を作って供えます。この動物に先祖が乗ってくるということで作られますが、十三日には
内側に向け、十六日には先祖がまた乗って帰るということから、外側に向けておきます。
(足はオガラといって、皮をはいだ麻の茎で作ります。これは一般に市販されています。)
6.供え物は、季節の果物、野菜、もち菓子などを供えましょう。
※お部屋のスペースに余裕がない場合は別に精霊棚を作らず、仏壇のなかに盆飾りやお供え物をしても構いません。
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●お盆供養
お盆は、先祖の冥福を祈り、私たちが今生きていることへの感謝の心を持つときです。
十三日の夕方、家族揃ってお墓参りをし、迎え火は墓前で焚き、その火を持って、
自宅まで先祖の霊を導くという意味がありましたが、現在では、墓地と自宅が離れて
いるため、門前で焚いたり提燈で代用されるようになってきました。
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